『 Lullaby of Muses 2 』 甲斐恵美子
LRHL1007, 2007/12/4発売
¥2,625-(税込)
♪『 Prologue 〜 Let's fly 』視聴ができます
※ヘッドホンで聴くとより楽しめます

甲斐恵美子(Piano), 山口真文(Sop.Sax), 井上信平(Flute), 桑野聖(Violin),
シュウミン(Erhu), 辻邦博 (Guitar), 曽根一馬 (Guitar),山田晃路(Bass),
吉尾公弘(Drums), 中谷泰子(Vocal)
Exective Produser 尾久土正己 Produser 甲斐恵美子

1. Prologue 〜Let's fly〜 / 2. Lift off / 3. Spica / 4. A little bit, little bit dancing / 5. Space passion / 6. Lullaby of Muses / 7. My rose / 8. Minerva / 9. Chance! / 10. Back to my arms / 11. MAHOROBA / 12. Epilogue
All tunes were composed by KAI, EMIKO


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はやぶさ物語「祈り」が全国で、いよいよ上映されることになりました。

新聞にも記事が載りました。
(「釧路新聞」平成19年11月23日)

また、このDVDは、JAXAのHPでみることが出来ます。
http://spaceinfo.jaxa.jp/inori/index.html

高画質・高音質でご覧になりたい方は、下記のHPで上映プログラムを見て、お出かけ下さい。
http://edu.jaxa.jp/news/20071115.html

また、このDVDは、今後販売される予定にもなっています。

「Lullaby of Muses」第二版について

 私達、音楽家の仲間であるOdyssey のメンバーは、日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」を応援し続けています。

 2003年5月に 小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられました。「はやぶさ」は世界で初めて、月以外の天体からサンプルを持ち帰るというプロジェクトでした。小惑星の成分を研究することは、宇宙の成り立ちを知る手がかりになるとともに、私達は何処から来て、何処へいくの? という解明につながる、ロマンのあふれる研究です。

 「はやぶさ」は予定通り、火星の先3億キロ以上離れた小惑星『いとかわ』に着き、さまざまな調査を済ませました。そしていよいよサンプル採取という段階になり、予期しない事故が起き、瀕死の重傷をおってしまいました。一時はもう駄目かと思われましたが、幸いこれをのりこえて、2010年に地球に帰還する事ができるようになりました。

 打ち上げ前、この計画は<Muses C>というコードネームでした。プロジェクトチームの科学者たちから、自分たちのこの計画にテーマ曲を作って欲しいとの依頼がありました。早速曲を作り、1曲だけ完成しました。
 ところがその後、生みの親ともいうべきお父さんお母さんである、科学者や、応援している皆様の熱い思いを聞き、また、私自身本物のMusesCに会いに行きました。思いをめぐらしているうちに、この探査機自体が人間の一生とまさに同じだということに気がつきました。そして、出発から帰還までの組曲「Lullaby of Muses」、全10曲が出来上がりました。
 現在はやぶさは、星のかけらであるサンプルを取り、帰還の態勢に入りました。

 地球を宇宙からみると、 水の惑星と言われているように、それはそれは青く光り輝いて美しいそうです。美しい私達の星・地球。宇宙飛行士の毛利衛さんは、そんな地球を「地球・まほろば」と言っています。「はやぶさ」は2010年に任務を終え、帰ってきます。そのときに美しい地球をみて、どんなに感動するかと思います。
 その地球は今、大気汚染や温暖化、戦争などで大変なトラブルをかかえています。

 変化を続ける宇宙、そして私達の星・かけがいのない地球。そこに住む私たち人間は「はやぶさ」が安心して帰還できる星にしておかなければなりません。それは争いのない平和な世界にすることです。この誓いを「はやぶさ」に伝えるために、今回、新たな曲を作り、「Lullaby of Muses」の組曲に加えることによって、第二版を作り、このアルバムを完結させました。
 昨年の Jazz Odyssey のコンサートにも参加して頂きました、米国惑星協会のフリードマン会長も私達の活動と、アルバムに感動していただき、その場で惑星協会のオンラインショップで売っても良いので英語版を送ってほしい、とまでおっしゃってくれました。

第二版では、ジャケットとインナーに池下章裕氏のCGによる画集、そして矢野創博士の解説も全面改訂して日本語バージョンと英語バージョンとすることが出来、すべての装いを新たにし、生まれ変わることができました。
 皆様には、完結曲が追加されることで、再び新たな感動を呼び起こしていただけるものと確信しています。

組曲「Lullaby of Muses」に完結編として追加された曲は、構想新たに作りあげました「MAHOROBA (まほろば)」です。軽快なリズムに乗って、美しい星に住む様々な人たち、また、人間の英知、希望、願いをこめて作りました。

今後とも、皆様の応援お願いしますと共に、皆様のお気持ちが「はやぶさ」に伝わり、2010年の輝かしい日に喜びを持って迎えることが出来ますように!

Jazz odyssey Associates 代表 甲斐恵美子


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